調査概要・目次
調査テーマ
『化粧品マーケティング要覧 2022 総括編』
調査ポイント
化粧品市場を構成する主要品目に関して、価格帯別に分析することによって化粧品市場全体および価格帯別の動向を概観するとともに、インターネットの消費者調査を実施することで市場トレンドを分析する。
調査対象品目
No.1   全12品目  スキンケア  フレグランス
No.2   全14品目  ヘアケア・ヘアメイク  メンズコスメティックス
No.3   全16品目  メイクアップ  ボディケア
総括編  全6カテゴリー(スキンケア、フレグランス、ヘアケア・ヘアメイク、メンズコスメティックス、メイクアップ(ベースメイク/ポイントメイク)、ボディケア)
調査項目
I.マーケット環境動向
1.沿革
1)化粧品業界
2)流通/業態
2.主要化粧品の発売年月(7カテゴリー別)

Ⅱ.市場分析
1.市場規模推移(化粧品市場全体)
2.カテゴリー別構成比推移
3.カテゴリー別伸長率推移
4.販売形態別市場規模推移
5.チャネル別市場規模推移
6.マーケットシェア(化粧品市場全体)
7.カテゴリー別マーケットシェア
8.注目コンセプト動向

Ⅲ.価格帯別マーケット動向
1.定義
2.価格帯別マーケット推移
3.高価格帯マーケット動向
1)定義/ポジショニング
2)市場規模推移
3)カテゴリー別
(1)市場規模推移
(2)価格帯別市場規模推移
(3)市場シェア(メーカーシェア/ブランドシェア)
(4)チャネル別販売動向
(5)今後の方向性
4.中価格帯マーケット動向
※調査項目は「3.高価格帯別マーケット動向」に準拠
5.低価格帯マーケット動向
※調査項目は「3.高価格帯別マーケット動向」に準拠

Ⅳ.市場展望
1.全体市場
2.スキンケア市場
3.ベースメイク市場
4.ポイントメイク市場
5.ヘアケア・ヘアメイク市場
6.ボディケア市場
7.フレグランス市場
8.メンズコスメティックス市場
※調査項目は「1.全体市場」に準拠

Ⅴ.市場ニーズ動向(インターネットトレンド調査)
A. 調査設計

B. 総括編
1.3ヵ年比較でみるメイクの使用状況の変化(2018年・2021年・2022年)
2.マスク着用の意識によるメイクアイテムの選定
3.美容に対する意識
4.メイクアイテムの購買行動分析
5.今後購入したいスキンケア/メイクアップアイテム分析

C. 集計編
(プレリサーチ)普段のスキンケアで使用している製品
(プレリサーチ)普段のメイクアップで使用している製品
(プレリサーチ)1ヵ月のおよその化粧品購入金額
1.肌質
2.肌悩みの深刻度
3.1週間のうちスキンケア/メイクをする日数
4.美容トレンドに関する情報収集
5.美容に関して注力していること
6.メイクをする理由
7.マスク着用の意識
8.ECモールやブランド公式アプリの利用状況
9.フリマアプリの認知度
10.フリマアプリの利用状況
11.オンラインサービス利用の状況
12.オンラインカウンセリング等で購入または購入を検討したアイテム
13.オンラインカウンセリングやメイクアプリの今後の利用意向
14.オンラインカウンセリングを活用したい理由
15.化粧品の購入を検討するときにとる行動
16.化粧品の購入チャネル
17.今後のベースメイクで重視するポイント
18.今後のポイントメイクで重視する部位
19.今後スキンケアアイテム購入時に重視する機能
20.今後スキンケアで購入したいアイテム
21.今後ベースメイクアイテム購入時に重視する機能・仕上がり
22.今後ベースメイクで購入したいアイテム
23.今後アイメイクアイテム購入時に重視する機能
24.今後リップメイクアイテム購入時に重視する機能
25.今後ポイントメイクで購入したいアイテム
26.化粧品購入時のSDGsの重視度
調査方法
弊社専門調査員による対象企業及び関連企業・団体などへの面接取材による情報収集を行った。
販売金額などは、有価証券報告書などの提出のある企業はそれに準拠し、その他の企業については弊社専門調査員による推定値。また特に断りのない限り、発売元出荷金額として提示した。
なお、マーケットスケールの算出は経済産業省「化粧品統計」及び財務省「貿易統計」をベースに、弊社専門調査員による主要化粧品企業280社の集計・分析を行うものとした。
各カテゴリーの数値は年次(1~12月)ベースとした。
構成比やシェアの算出に際しては、小数点第二位以下の四捨五入による計算上、合計値が100%とならない場合があるが、合計値は100%と表記している。
調査期間
2022年5月~2022年7月
調査担当
株式会社富士経済 コンシューマービジネス事業部
化粧品マーケティング要覧の定義
<化粧品対象領域>
①薬機法(旧・薬事法)では人体又は動物に対して使用されるものを医薬品、医薬部外品、化粧品、医療用具に分類し、その品質、有効性、安全性の確保のために規制を定めているが、本稿ではこのうち医薬部外品と化粧品(一部雑貨類)を対象とした。
②「化粧品マーケティング要覧No.1~No.3、総括編」では理美容室向けの業務用化粧品、ベビー用スキンケアなどのトイレタリー製品の一部も化粧品対象の領域に含めた。
カテゴリー定義品目品目定義種類
スキンケア
①顔を対象として皮膚の洗浄、整肌、保護を目的とする化粧料
②首・デコルテについても対象とした
③男性用については対象外とした
(メンズコスメティックスとしてNo.2に掲載)
洗顔料
皮膚表面の洗浄を目的とし、石鹸の持つ洗浄力に加え皮膚の保護機能、毛穴の汚れを除去する効果を併せ持つ顔用の洗浄料
フォーム
固形石鹸
プレフォーム
パウダー
その他
クレンジング
油性のメイクアップ化粧料を落とすことを主目的とした化粧料
洗顔機能を併せ持つ2in1タイプも包括
マッサージ機能とクレンジング効果を備えたコールドクリームはクレンジングに分類した
クリーム
ジェル
フォーム
オイル
ウォーター
シート
バーム
その他
モイスチャー
半固形状(クリーム状)で皮膚へ油分や水分を与える化粧料
ジェルタイプ、オイルタイプの商品も対象とするが、ジェルタイプの美容液(エッセンス)については美容液に含めた
化粧水・乳液の剤型であってもオールインワン(2in1など)タイプの商品はオールインワンの対象とする
クリーム
ジェル
オイル
オールインワン
マッサージ
その他
スポットケア
目、口、首といった部分使用の保湿化粧料
シミ、ソバカスに直接塗布するホワイトニング訴求の部分使用化粧料
Tゾーン用や毛穴用、アクネ用の部分使用化粧料も対象とした
但し、シートタイプの部分用についてはパックに包括し、対象外とした
アイケア
(化粧品類/医薬部外品)
その他
化粧水
一般的に無色に近い透明の液体、洗顔後肌に水分を補給することを目的に使用する化粧料
保湿や肌を柔らかくする他、肌を引き締める収れん、拭き取ることで古い角質層や毛穴の汚れを落とすタイプも対象とした
化粧水の剤型であってもオールインワン(2in1)タイプについてはモイスチャーに含め対象外とした
保湿・柔軟
収れん
拭き取り
乳液
化粧水とクリームの中間的性質をもち、主に化粧水の使用後、水分・油分補給/柔軟を目的に使用される
一般的に乳白色で多少の油分を含んだ化粧料
乳液の剤型であってもオールインワン(2in1)タイプについてはモイスチャーに含め対象外とした
保湿
美白
UV(日中用乳液)
美容液
保湿、美白、老化防止など高い機能・効果を訴求するスペシャルケア化粧料
剤型としては透明・半透明の化粧水タイプから乳液タイプ、ジェルタイプ、クリームタイプなど多様である
洗顔後すぐに使用し、その後の化粧料の浸透を高める導入(ブースター)美容液も対象とした
保湿
美白
抗老化
ブースター
UV(日中用美容液)
その他
パック
皮膚の疲労回復や角質の除去を目的に集中ケアとして使用される化粧料
シートタイプについては顔全体に使用する全顔用と、目元など部分使用する部分用に分類した
マッサージしながら一定時間(30秒~1分程度)肌になじませた後、洗い流す商品
クリーム、ジェル状のパック剤を肌に直接塗り、乾燥後はがす、こすり落とすタイプ
「パック」の名称を用いたクリーム/ジェル状の剤型で塗布後の拭き取り/洗い流しが不要なものについては対象外とした
シートパック(全顔用)
(大容量/小容量・個包装)
シートパック(部分用)
ウォッシュオフ
その他(ピールオフ等)
カテゴリー定義品目品目定義種類
フレグランス
①一般にアルコールをベースに香料を溶かして作られ、香りを楽しむ他、体臭をカバーする化粧料
②本稿では人体用のフレグランスのみを対象とし、ルームフレグランスやアロマオイルは対象外とする
③髪のみを対象とした髪に付く臭いをマスキングしたり、臭いそのものをカットするヘアフレグランスや、デオドラント効果のある制汗剤についても市場の対象外とする
パルファン
賦香率15~30%、香り持続時間が5~7時間程度
フローラル系
オリエンタル系
シプレー系
シトラス系
ウッディ系
その他
オードパルファン・オードトワレ
オードパルファン:賦香率10~25%、香り持続時間が5時間程度
オードトワレ:賦香率5~10%、香り持続時間が3~4時間程度
フローラル系
オリエンタル系
シトラス系
グリーン系
フルーティ系
ウッディ系
ムスク系
その他
ライトフレグランス
賦香率5%以下
賦香率が5%以下のオーデコロンとノンアルコールフレグランス、ソリッドフレグランスを対象
ノンアルコールフレグランスのうち賦香率が5~10%のものは、オードトワレに分類した
フローラル系
オリエンタル系
シトラス系
フルーティ系
ウッディ系
ムスク系
その他
メンズフレグランス
賦香率に関わらず男性用、もしくはフレグランス以外の男性用スキンケアブランドから投入されているフレグランス製品
フローラル系
シプレー系
シトラス系
フゼア系
フルーティ系
ウッディ系
ムスク系
その他
カテゴリー定義品目品目定義種類
ヘアケア・ヘアメイク
①毛髪や頭皮の洗浄・保護や毛髪のメイクアップを行う化粧品のうち、女性をターゲットとした商品及びユニセックス訴求の商品
②男性のみをターゲットとした商品についてはヘアカラーを除き対象外とする
(本稿の「メンズコスメティックス」に掲載)
シャンプー
頭髪・頭皮の汚れを洗浄し、清潔に保つために用いられる化粧料
男性のみをターゲットとした商品については「メンズシャンプー・リンス」で纏め、本稿では対象外とする
シャンプー
ドライシャンプー
リンス・コンディショナー
毛髪に柔軟性を与え、櫛どおりを良くし、自然な光沢を与えることを用いる化粧料
染毛機能を併せ持つ商品については「ヘアカラー」で纏め、本稿では対象外とする
男性のみをターゲットとした商品については、「メンズシャンプー・リンス」で纏め、本稿では対象外とする
リンス
コンディショナー
ヘアトリートメント
ドライヤーや化学薬品などにより傷んだ髪に養分を補給し、回復させる化粧料
男性のみをターゲットとした商品のうちインバストリートメントは、「メンズシャンプー・リンス」で、アウトバストリートメントは「メンズスタイリング剤」で纏め、本稿では対象外とする
<レギュラーの定義>
シャンプーとセットで販売、又は一緒の使用提案がされる商品
<スペシャルケアの定義>
シャンプー後やリンス・コンディショナー、インバストリートメント(レギュラー)前後にスペシャルケアとして使用提案がされる商品
インバストリートメント(レギュラー/スペシャルケア)
アウトバストリートメント
女性用スカルプケア
フケ、かゆみを予防し、頭皮を健やかに保つことを目的としたヘアトニックと、同時に抜け毛を予防、養毛効果を訴求した医薬部外品の育毛剤・育毛トニックのうち、男女兼用もしくは女性向け商品を対象とする
女性用(男女兼用含む)のみを対象
育毛剤・育毛トニック
育毛エッセンス
スカルプエッセンス
ヘアトニック他
ヘアスタイリング剤
ヘアスタイルを整え、セットを保持するために使用する化粧料
男性のみをターゲットとした商品については「メンズスタイリング剤」で纏め、本稿では対象外とする
ヘアフォーム
ヘアスプレー・ミスト
ヘアウォーター
ヘアワックス
ヘアクリーム
その他
ヘアカラー
毛髪の色調に変化を与え、染色効果をもたらす化粧料
女性用と男性用の双方を対象とする
白髪用ヘアカラー
黒髪用ヘアカラー
ブリーチ
白髪用ヘアマニキュア
白髪用ヘアカラートリートメント
黒髪用ヘアマニキュア
その他(一時染毛料)
パーマネントウェーブ剤
化学反応により、頭髪にウェーブまたはストレートを施す化粧料
医薬部外品
化粧品類
カテゴリー定義品目品目定義種類
メンズコスメティックス
①男性用の化粧品を対象とする
②化粧品は部位別にスキンケア、ヘアケア、ボディケアを対象とし、品目の名称、分類は右の通りとする
③但し、以下の化粧品についてはメンズコスメティックスには含めない
メンズフレグランス
男性用ヘアカラー
男性向けボディ用の汗拭きシート、制汗剤(化粧品の範疇から除く)
メンズシャンプー・リンス
男性用のシャンプー、リンス、ヘアトリートメント、プレシャンプーのインバスヘアケア剤
トニックシャンプー・リンス
育毛シャンプー・リンス
頭皮臭シャンプー
その他(保湿、プレシャンプー)
メンズスタイリング剤
男性用の整髪料。但し、ヘアトニックは除く
ヘアフォーム
ヘアスプレー・ミスト
ヘアジェル
ヘアリキッド
ヘアワックス
その他(リキッド、クリーム、グリース、ポマード、寝ぐせ直し用ヘアウォーター、アウトバストリートメントなど)
メンズスカルプケア
男性用のヘアトニックと育毛剤
フケ、かゆみを予防し、頭皮を健やかに保つことを訴求したヘアトニックなどの頭皮ケア商品
抜け毛予防、発毛、育毛を訴求した育毛トニック、育毛剤
女性用、男女兼用商品は「ヘアケア」カテゴリーの「女性用スカルプケア」で纏め、本稿では男性用のみを対象とする
育毛剤
育毛トニック
ヘアトニック他
メンズシェービング料
男性用の髭剃り用シェービング料
髭剃り前に使用するプレシェーブ料
髭剃り後に使用するアフターシェーブ料
プレシェーブ料
アフターシェーブ料
メンズ洗顔料
男性用の洗顔料
男性用のクレンジング
ボディと兼用の商品は対象外(メンズボディケアに包括)
フォーム
プレフォーム
その他(ジェル/スクラブ/固形石鹸)
メンズ整肌料
男性用の洗顔料を除くフェイス(顔)用化粧品。スキンケア、顔拭きシート、メイクアップ
「シェービング料」は含めない
首から下用はメンズボディケアとする
ボディ用の汗拭きシートは対象外とする
化粧水
乳液
モイスチャー他
顔拭きシート
ベースメイク
ポイントメイク
メンズボディケア
男性用として商品導入されている洗浄・保湿・UVケアなどを目的としたボディ用化粧品
ボディ用の汗拭きシートや制汗剤は対象外とする
ボディシャンプー
ボディクリーム・ローション
リップクリーム
UV
除毛・脱毛料
カテゴリー定義品目品目定義種類
メイクアップ
①顔料を種々の基材中に分散させた化粧品
②顔を美しく見せる美的役割、肌を守る保護的役割、そして楽しみや安心感、満足感をもたらす
③メイクアップはベースメイクとポイントメイクに大別される
メイクアップベース
ファンデーションのつき、のびを良くし、メイクアップの持ちや肌色を整えるための下地として使用する化粧料
ファンデーション
皮膚の表面的欠点(シミ・ソバカス・凹凸)をカバーし、肌を美しく見せるために使用する肌色の化粧料
コンパクトパウダー
ルース
エマルジョンコンパクト
リキッド
クリーム
クッション
コンシーラー
BB
その他
フェイスパウダー
皮脂によるテカリを抑え、ファンデーションの持ちを良くし、仕上がりを美しくする。また、肌色の調節や肌に透明感を与える粉おしろい
プレストパウダー
ルースパウダー
カラーパウダー
アイシャドウ
まぶたなど目の周辺に明るさや陰影をつけ、目の表情を強調させる色粉体の化粧料
シングル
パレット
アイライナー
まつ毛の生え際を彩り、目もとを強調する化粧料
ペンシル/ホルダー
リキッド
その他
アイブロウ
眉の形を整えるための化粧料
ペンシル
ホルダー
パレット
マスカラ
その他
マスカラ
まつ毛を濃く、長く見せるための化粧料
ビューティーマスカラ
トリートメントマスカラ
チークカラー
頬を中心に塗布し、顔色の明るさや透明感・立体感を作るために使用する化粧料
パウダー
クリーム他
リップカラー
唇に色や艶を与え鮮やかにする化粧料
スティック
リキッド
グロス
その他
ネイルカラー・ネイルケア
爪の装飾からトリートメント、保護、強化を目的に使用する化粧料
ネイルカラー
リムーバー
ネイルケア他
ネイルサロンでホームケアアイテムとして販売されているネイルカラー・ネイルケアについても対象とした
カテゴリー定義品目品目定義種類
ボディケア
①身体(首から下)を対象とする化粧品のうち女性をターゲットとした商品及びユニセックス訴求の商品を対象とする
②男性のみをターゲットとした商品については対象外とする
(「化粧品要覧No.2」のメンズボディケアに包括)
③ベビー用についてはベビーオイル、ベビークリーム・ローション、ベビー用サンスクリーンを対象とし、洗浄料(ベビー用固形・液体石鹸)については対象外とする
リップクリーム
唇を乾燥から保護し、潤いを与える商品
リップグロスについてはメイクアップのリップカラーを対象とするため本稿では対象外
モイスチャーリップ
カラーリップ
サンタン・サンスクリーン
サンタンはサンバーン(炎症)を起こす紫外線から肌を守り、均一な小麦色の肌を作る化粧料
サンスクリーンは紫外線(UV-A、UV-B)から肌を保護し、日焼けを防ぐ化粧料
サンタン
サンスクリーン
トーンアップ
その他
除毛・脱毛料
化学的・物理的な処理によって足や手などのムダ毛を除去したり、目立たなくしたりする商品
処理法としては除毛・脱毛・脱色に分けられる
但し、ムダ毛の発育を抑制する抑毛ローションなどについては対象外とする
除毛料
脱毛料
脱色料
ボディシャンプー
身体(首から下)の皮膚の洗浄を目的とする化粧料
ベビー用洗浄料(固形・液体)については対象外とする
マッサージを訴求しているボディスクラブ(洗い流す商品)についても対象とする
フォーム
プレフォーム
その他
ボディクリーム・ローション
身体(首から下)に使用し、水分・油分を与える
付加機能として香りを訴求する
ボディオイル、ボディエッセンス、ボディパウダー(制汗機能を訴求しないもの)についても対象とする
トイレタリー系のボディクリーム・ローションについても対象とする
身体(首から下)に使用し、血行促進・発汗作用・冷却作用などの効果によって肌を引き締め、ボディラインを整えるマッサージ料も対象とする
ハンド
ボディ
バスプロダクツ
入浴時に浴槽内に入れて使用する化粧料
芳香・保湿・発汗作用などの効果を訴求する
洗浄料としても使用でき浴槽内で泡立てて使用するバスジェルも対象とする
ギフト用途の化粧品系バスプロダクツも対象とする
但し、トイレタリー品を主体とするメーカーが展開する浴用剤については「トイレタリーグッヅ」の「浴用剤」で取り扱い、本稿対象外とする
液体
固形
粉末
その他

<チャネル定義>
対象業態定       義
化粧品店、薬局・薬店
化粧品店は法的区分がないため店舗数等の公的なデータがない。
本稿では化粧品企業と特約店契約を結んでいる単独店あるいは多店舗展開を行っている店舗とする。
なおドラッグストアに区分されない薬局・薬店も対象とする。
薬局・薬店とは薬機法(旧・薬事法)で定められた「薬局」及び「一般販売業」「薬種商販売業」の許可が与えられた小売店であり、定義は以下の通りである。
薬局医薬品営業者(薬局、製造業、病院等)のうち、都道府県知事による開設許可を受け、薬剤師による店舗管理を行うもの。
一般販売業医薬品販売業のうち、薬局同様に薬剤師による店舗管理を行うもの。但し、卸売一般販売業に分類されるものは除く。
薬種商販売業都道府県ごとに試験を行った上で、店舗開設許可を受けているもの。特定での薬品(厚生労働大臣指定)は販売できない。
一般的には「一般販売業」及び「薬種商販売業」は総称して「薬店」と呼称される。
ドラッグストア
本稿でのドラッグストアとは、化粧品メーカー各社が“ドラッグストア”と定義するチャネルを対象とし、実績値は各社の同チャネル実績から算出している。
ドラッグストアを営み医薬品、化粧品、生活便利品を扱う小売業。なお店舗数、売上等の基準は設けない。
量販店
本稿での量販店とはGMSとスーパーを対象とする。
なお経済産業省「商業統計調査」は以下の分類である。
業態取扱商品従業員数売場面積セルフ方式
大型総合スーパー衣・食・住のそれぞれが10%以上70%未満50人以上3,000㎡以上(都特別区及び政令指定都市で6,000㎡以上)
中型総合スーパー衣・食・住のそれぞれが10%以上70%未満50人以上3,000㎡未満(都特別区及び政令指定都市で6,000㎡未満)
衣料品スーパー衣が70%以上
食料品スーパー食が70%以上
住関連スーパー住が70%以上
同分類では取扱商品の販売金額ウェイトによって、総合スーパーと専門スーパーに大別されるが、GMSとSMとの明確な区分はない。
百貨店
本稿では以下の経済産業省「商業統計調査」に準ずる。大型百貨店、その他の百貨店を対象とする。
業態取扱商品従業員数売場面積セルフ方式
大型百貨店衣・食・住の商品群のそれぞれ10%以上70%未満50人以上3,000㎡以上(都特別区及び政令指定都市で6,000㎡以上)セルフサービス式の売場が売場面積全体の50%未満
その他の百貨店50人以上3,000㎡未満(都特別区及び政令指定都市で6,000㎡未満)
メーカー直営店
●百貨店、通信販売を主体とするブランドや、ライフスタイル提案型ブランドの直営店舗を対象とする。
百貨店ブランドについてはテキスタイルやレザーグッズなどを主体とするブランド直営店で販売される化粧品についても本稿の対象とする。
通信販売ブランドについては卸経由で配荷が行われているケースや、セルフ販売の店舗/自動販売機については対象外とする。
ライフスタイル提案型ブランドについてはFC店も対象とするが、百貨店カウンターやコスメセレクトショップ、バラエティショップ等での展開は対象外とする。
バラエティショップ
●バラエティショップは、化粧品、日用品、生活雑貨、アパレル、食品の5分野を取扱品目とし、希少性や話題性の高い商品を中心に定価販売を基本とする店舗を対象とする。
●駅ビルや駅構内、ショッピングセンター内への出店が多くみられ、鉄道系企業の子会社が運営しているケースも多い。
CVS
●本稿でのコンビニエンスストアは「商業販売統計」に準ずる。
500店舗(直営店やFC店、VC店など形態に関係なく)を有する企業。
飲食料品の他に日用雑貨、化粧品他を扱い、売場面積が30㎡以上250㎡未満で営業時間が14時間~終日の店舗を対象とする。
販売形態としては、セルフサービス方式を採用する店舗を対象とする。
●なお「商業統計調査」では以下の定義である。
飲食料品の他に日用雑貨、化粧品他を扱い、売場面積が30㎡以上250㎡未満で営業時間が14時間~終日の店舗を対象とする。
販売形態としては、セルフサービス方式を採用する店舗を対象とする。
訪問販売
本稿ではダイレクト販売であり、訪問販売にはポーラ、日本メナード化粧品等を代表とする紹介販売と日本アムウェイ、ニュースキンジャパン等を代表とするネットワーク販売で構成している。
通信販売
本稿ではカタログ媒体とe-コマース等による自社で行うダイレクト販売を対象とする。
業務用
本稿での業務用とは理・美容院を対象とする。
その他
本稿では通販企業向けの卸売、ホームセンター、ディスカウントストア、コスメセレクトショップ、新業態などを対象とする。

<販売実績の基準>
■経済産業省「生産動態統計」の数値基準:①~⑤のいずれかであり、その基準はメーカーにより異なる。
■本調査の数値基準:②~⑦のいずれかの時点での出荷数値基準とし、区分別に代表企業例は下記参照。

区 分代表企業
①工場  → 本社化粧品出荷統計の対象となっているが、当該資料では企業売上としてカウントした事例はない
②メーカー→ 販売会社ポーラ、日本メナード化粧品、ナリス化粧品 訪販事業部などの訪問販売の化粧品企業
③メーカー→ 代理店伊勢半、ピアス、ホーユー、マンダム等の一般化粧品企業
ライオン、ユニリーバ・ジャパン等のトイレタリー企業 ノエビア、エイボン・プロダクツ等
④メーカー→ 小売店日本ロレアル ロレアル リュクス事業本部、ELCジャパン、シャネル等の外資系化粧品企業
アルビオン、イプサ、エキップ等
⑤メーカー→ ユーザーディーエイチシー、ファンケル、オルビス、再春館製薬所等の通販化粧品事業
 メーカー→ ディストリビューターネットワークで販売展開している日本アムウェイ、ニュースキンジャパン等
⑥販売会社→ 代理店ファイントゥデイ資生堂、クラシエホームプロダクツ等
⑦販売会社→ 小売店資生堂、カネボウ化粧品、コーセー、P&G プレステージ、花王等の小売店とボランタリーチェーン契約している化粧品企業、資生堂フィティット、カネボウコスメット、コーセーコスメニエンス等
※本調査では資生堂ジャパン株式会社を介したカウンセリング事業については「資生堂」、セルフ事業は「資生堂フィティット」、代理店ルート事業は「ファイントゥデイ資生堂」と便宜上標記する。
※ポーラ、日本メナード化粧品等の訪問販売の化粧品メーカーについては、販売会社が連結の対象となっていないことから、メーカーから販売会社への出荷金額を対象とする。
 
 
 
目   次
 
..
<はじめに>.
.
 
..
<調査概要>.
.
 
..
Ⅰ.マーケット環境動向.
.
1
....
1.沿革.
.
3
......
1)化粧品業界.
.
3
......
2)流通/業態.
.
5
....
2.主要化粧品の発売年月(7カテゴリー別).
.
6
 
 
..
Ⅱ.市場分析.
.
17
....
1.市場規模推移(化粧品市場全体).
.
19
....
2.カテゴリー別構成比推移.
.
20
....
3.カテゴリー別伸長率推移.
.
21
....
4.販売形態別市場規模推移.
.
22
....
5.チャネル別市場規模推移.
.
23
....
6.マーケットシェア(化粧品市場全体).
.
25
....
7.カテゴリー別マーケットシェア.
.
27
....
8.注目コンセプト動向.
.
37
 
 
..
Ⅲ.価格帯別マーケット動向.
.
41
....
1.定義.
.
43
....
2.価格帯別マーケット推移.
.
51
....
3.高価格帯マーケット動向.
.
59
......
1)定義/ポジショニング.
.
61
......
2)市場規模推移.
.
62
......
3)カテゴリー別.
.
64
....
4.中価格帯マーケット動向.
.
113
......
1)定義/ポジショニング.
.
115
......
2)市場規模推移.
.
116
......
3)カテゴリー別.
.
118
....
5.低価格帯マーケット動向.
.
163
......
1)定義/ポジショニング.
.
165
......
2)市場規模推移.
.
166
......
3)カテゴリー別.
.
168
 
 
..
Ⅳ.市場展望.
.
213
....
1.全体市場.
.
215
....
2.スキンケア市場.
.
219
....
3.ベースメイク市場.
.
221
....
4.ポイントメイク市場.
.
223
....
5.ヘアケア・ヘアメイク市場.
.
225
....
6.ボディケア市場.
.
227
....
7.フレグランス市場.
.
229
....
8.メンズコスメティックス市場.
.
231
 
 
..
Ⅴ.市場ニーズ動向(インターネットトレンド調査).
.
233
....
A.調査設計.
.
235
....
B.総括編.
.
240
......
1.3ヵ年比較でみるメイクの使用状況の変化(2018年・2021年・2022年).
.
240
......
2.マスク着用の意識によるメイクアイテムの選定.
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246
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3.美容に対する意識.
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250
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4.メイクアイテムの購買行動分析.
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260
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5.今後購入したいスキンケア/メイクアップアイテム分析.
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264
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C.集計編.
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274
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(プレリサーチ)普段のスキンケアで使用している製品.
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274
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(プレリサーチ)普段のメイクアップで使用している製品.
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275
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(プレリサーチ)1ヵ月のおよその化粧品購入金額.
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277
 
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1.肌質.
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282
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2.肌悩みの深刻度.
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283
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3.1週間のうちスキンケア/メイクをする日数.
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286
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4.美容トレンドに関する情報収集.
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290
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5.美容に関して注力していること.
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291
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6.メイクをする理由.
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293
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7.マスク着用の意識.
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295
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8.ECモールやブランド公式アプリの利用状況.
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297
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9.フリマアプリの認知度.
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298
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10.フリマアプリの利用状況.
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299
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11.オンラインサービス利用の状況.
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300
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12.オンラインカウンセリング等で購入または購入を検討したアイテム.
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302
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13.オンラインカウンセリングやメイクアプリの今後の利用意向.
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304
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14.オンラインカウンセリングを活用したい理由.
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305
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15.化粧品の購入を検討するときにとる行動.
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307
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16.化粧品の購入チャネル.
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314
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17.今後のベースメイクで重視するポイント.
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324
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18.今後のポイントメイクで重視する部位.
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325
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19.今後スキンケアアイテム購入時に重視する機能.
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326
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20.今後スキンケアで購入したいアイテム.
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330
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21.今後ベースメイクアイテム購入時に重視する機能・仕上がり.
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332
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22.今後ベースメイクで購入したいアイテム.
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335
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23.今後アイメイクアイテム購入時に重視する機能.
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336
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24.今後リップメイクアイテム購入時に重視する機能.
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341
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25.今後ポイントメイクで購入したいアイテム.
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345
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26.化粧品購入時のSDGsの重視度.
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347
 
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<アンケート調査票>.
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351