調査概要・目次
調査テーマ
『2021 一般用医薬品データブック No.1』
調査ポイント
一般用医薬品の主要薬効領域について各々のマーケットスケール、マーケットシェア等市場動向を明らかにすると共に、リスク分類別動向や医薬部外品の動向も分析し、一般用医薬品の今後の方向性を探る。
調査対象
1.市場概況
2.市場規模推移
3.市場占有状況
4.リスク分類別販売動向
1)リスク分類別販売規模
2)リスク分類別市場占有状況
5.通販・e-コマース動向
6.スイッチOTC(セルフメディケーション税制対象製品)販売動向
1)スイッチOTC販売規模推移
2)スイッチOTCブランドシェア
3)スイッチ化動向
7.剤形別販売動向
8.種類別販売動向
1)種類別販売動向
2)市場占有状況
9.指定医薬部外品販売動向
1)指定医薬部外品販売規模推移
2)指定医薬部外品市場占有状況
3)チャネル別販売動向
10.新製品動向
11.プロモーション活動展開状況
12.市場の将来予測
1)今後の市場規模予測
2)将来展望
13.主要製品リスト
市場範疇
スイッチOTCの対象はセルフメディケーション税制対象製品とする。

医薬部外品の概要と本調査資料での対象範囲
「指定医薬部外品」としての区分本資料中で掲載する品目
健胃薬健胃・消化薬
整腸薬整腸薬
消化薬健胃・消化薬
制酸・健胃・消化・整腸を2以上標榜するもの総合胃腸薬、整腸薬
潟下薬(下剤)便秘薬
ビタミン含有保健薬(ビタミン剤等)ドリンク剤、総合ビタミン剤、滋養強壮剤
カルシウムを主たる有効成分とする保健薬カルシウム剤
生薬を主たる有効成分とする保健薬滋養強壮剤
鼻づまり改善薬(外用剤に限る)総合感冒薬
殺菌消毒薬外用殺菌消毒剤
しもやけ・あかぎれ用薬あかぎれ用薬
含嗽薬含嗽剤
コンタクトレンズ装着薬目薬
いびき防止薬
口腔咽頭薬鎮咳去痰剤
医薬部外品の法的定義
医薬部外品とは次の各号に掲げることが目的とされており、かつ、人体に対する作用が緩和な物であって器具器械でないもの、及びこれらに準ずる物で厚生労働大臣の指定するものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに医薬品の定義第二号又は第三号に規定する用途に使用されることもあわせて目的とされている物を除く。
<法律で規定する医薬部外品>
1.吐き気、その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止
2.あせも、ただれ等の防止
3.脱毛の防止、育毛又は除毛
4.人又は動物の保護のためにする、ねずみ、はえ、蚊、のみ等の駆除又は防止(薬事法第二条第二項)
但し、上記1~4について医薬品に該当するものでも厚生労働大臣の指定があれば医薬部外品となる。
医薬部外品については薬事法上は下記のように基本定義がなされている。個々の用法成分、剤形等により種々の条件を全体的な判断の上で行われている。

指定医薬部外品
2009年6月1日の薬事法改正により厚生労働大臣が指定する医薬部外品。1999年の規制緩和以降に医薬品から医薬部外品となったものを指し、以下に分類される。

新指定医薬部外品
上記1に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(1999年3月12日指定)。1999年の規制緩和により以下が医薬品から医薬部外品となった。
のど清涼剤、健胃清涼剤、ビタミン剤、カルシウム剤、ビタミン剤含有保健剤

新範囲医薬部外品
上記1に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(2004年7月16日指定)。2004年の規制緩和により以下が医薬品から医薬部外品となった。
いびき防止薬、カルシウム含有保健薬、うがい薬、健胃薬、口腔咽頭薬、コンタクトレンズ装着薬、殺菌消毒薬、しもやけ用薬、瀉下薬、消化薬、生薬含有保健薬、整腸薬、鼻づまり改善薬(外用剤のみ)、ビタミン含有保健薬(一部を除く)など。

防除用医薬部外品
上記4に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(2009年6月1日指定)。
殺虫剤、殺ソ剤、忌避剤(虫除け剤)

※ 2015年版までは、指定医薬部外品だけでなく一般用医薬品との関連が深い毛髪用剤、薬用ハンドクリーム、殺虫剤の3つの医薬部外品を例外的に調査対象としてきたが、2016年版より指定医薬部外品のみを調査対象としている。

通販・e-コマース(BtoC物販)
メーカー自社通販
企業自らが自社の専門通販として取り組んでいるものを対象とし、マーケットプレイスに出店しているものは含まない。
プラットホーム型(卸通販)
Amazon.co.jp(自社通販分)、Rakuten Direct、LOHACO、au PAYマーケットのプラットホーム型(卸通販)の一般用医薬品の販売実績を対象とする。
ドラッグストア通販
ドラッグストアが店頭販売とは別に、自社の通販展開として取り組んでいるものを対象とする。

リスク分類変更時の販売実績算出方法
厚生労働省よりリスク区分変更の告示がなされた場合は、本調査資料では、その適用日をもって対象製品のリスク分類実績を捉えるものとする。
例)2019年4月1日に第1類から指定第2類に変更された場合、2019年次の販売実績算出方法は、
下記の(a)と(b)の合計値とする。
(a)2019年1月1日~2019年3月31日は第1分類として販売実績を算出。
(b)2019年4月1日~2019年12月31日は指定第2類として販売実績を算出。
調査方法
当該及び関連企業へのヒアリングを主体に薬事工業生産動態統計、有価証券報告書、その他公表データ類を勘案の上、整理、分析した。
本書内容中の販売金額は全てメーカー出荷金額であり、富士経済推定値である。
構成比・シェアに関しては小数点以下第2位の四捨五入によって、合計値が100.0%とならない場合がある。
表中で、実績が皆無の場合は“-”、実績が僅少の場合は“僅少”と表示した。
製品の希望小売価格については税抜き価格で表記した。
調査期間
2021年3月~2021年5月
調査担当
株式会社富士経済 コスメティックス・チャネルビジネスユニット
 
 
 
目   次
 
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はじめに.
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調査概要.
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Ⅰ.ドリンク剤.
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1
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ドリンク剤カテゴリー分析.
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3
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1.ドリンク剤.
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7
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2.ミニドリンク剤.
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17
 
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Ⅱ.ビタミン剤.
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29
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ビタミン剤カテゴリー分析.
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31
......
3.ビタミンB1主薬製剤.
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37
......
4.ビタミンB2主薬製剤.
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47
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5.ビタミンB1 B6 B12主薬製剤.
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55
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6.しみ改善薬.
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63
......
7.ビタミンE主薬製剤.
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73
......
8.総合ビタミン剤.
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80
......
9.ビタミンA・D主薬製剤.
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87
 
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Ⅲ.滋養強壮保健薬.
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95
....
滋養強壮保健薬カテゴリー分析.
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97
......
10.滋養強壮剤.
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102
......
11.薬用酒.
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111
......
12.強肝解毒栄養剤.
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116
......
13.カルシウム剤.
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122
......
14.造血剤.
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130
 
..
Ⅳ.検査薬.
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135
....
検査薬カテゴリー分析.
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137
......
15.妊娠診断薬.
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141
......
16.排卵日検査薬.
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147
......
17.尿糖・尿蛋白検査薬.
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153
 
..
Ⅴ.女性関連薬.
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159
....
女性関連薬カテゴリー分析.
.
161
......
18.女性保健薬.
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165
......
19.月経前症候群治療薬.
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172
......
20.膣カンジダ治療薬.
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178
 
..
Ⅵ.神経用薬.
.
187
....
神経用薬カテゴリー分析.
.
189
......
21.鎮暈剤.
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192
......
22.小児五疳薬.
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198
 
..
Ⅶ.胃腸・消化器官用薬.
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205
....
胃腸・消化器官用薬カテゴリー分析.
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207
......
23.総合胃腸薬.
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216
......
24.健胃・消化薬.
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226
......
25.制酸薬.
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237
......
26.鎮痛鎮痙胃腸薬.
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246
......
27.過敏性腸症候群改善薬.
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252
......
28.胃腸内服液.
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258
......
29.整腸薬.
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266
......
30.止瀉薬.
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274
......
31.便秘薬.
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282
......
32.駆虫薬.
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294
......
33.痔疾用薬.
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298
 
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Ⅷ.オーラルケア関連用薬.
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305
....
オーラルケア関連用薬カテゴリー分析.
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307
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34.歯槽膿漏治療剤.
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311
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35.外用歯痛剤.
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318
......
36.むし歯予防薬.
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323
......
37.口内炎治療剤.
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329
 
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Ⅸ.漢方・生薬製剤.
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337
......
38.漢方処方エキス製剤.
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339
......
39.物忘れ改善薬.
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353