調査概要・目次
調査テーマ
  • 『一般用医薬品データブック 2017 No.2』
    調査目的
  • 一般用医薬品の主要薬効領域について各々のマーケットスケール、マーケットシェア等市場動向を明らかにすると共に、リスク分類別動向や医薬部外品の動向も分析し一般用医薬品の今後の方向性を探ることを目的とした。
    調査項目
     1.調査範囲と市場概況
     2.市場沿革(近年の主要製品発売状況)
     3.市場規模推移
     4.市場占有状況
     5.リスク分類別販売動向
      1)リスク分類別販売規模推移
      2)リスク分類別市場占有状況
     6.スイッチOTC販売動向
      1)スイッチOTC販売規模推移
      2)スイッチOTCブランドシェア
      3)スイッチOTC化動向
     7.剤形別販売動向
     8.種類別市場動向
     9.医薬部外品販売動向
      1)医薬部外品販売規模推移
      2)医薬部外品市場占有状況
      3)チャネル別市場動向
     10.製品開発動向
      1)製品開発動向
      2)新製品リスト
     11.インバウンド需要動向
      1)インバウンド需要の傾向
      2)インバウンド需要を獲得している製品と促進策
     12.広告宣伝・販促活動展開状況
     13.今後の方向性
      1)今後の市場規模予測
      2)今後の方向性
     14.主要製品リスト

    調査対象品目
  • 下記参照
    調査方法
    ■当該及び関連企業へのヒアリングを主体に薬事工業生産動態統計、有価証券報告書、その他公表データ類を勘案の上、整理、分析した。
  • ※本書内容中の販売金額は全てメーカー出荷金額。(富士経済調べ)
  • ※構成比・シェアに関しては小数点以下第2位の四捨五入によって、合計値が“100.0”とならない場合がある。
  • ※表中で、実績が皆無の場合は“-”、実績が僅少の場合は“僅少”と表示した。
  • ※スイッチOTCについては、2017年版よりセルフメディケーション税制の対象製品を調査対象としている。
  • ※製品の希望小売価格については税抜き価格で表記した。
    調査期間
  • 2017年5月~2017年8月
    調査担当
  • 株式会社富士経済 東京マーケティング本部 第三部 メディカルグループ
    スイッチOTCについて
  • 2016年版までは富士経済独自に基準に基づいてスイッチOTCの範囲を定めていたが、2017年版よりセルフメディケーション税制対象製品をスイッチOTCの範囲に変更した。なお、過去の実績についても、セルフメディケーション税制対象製品をその範囲として算出している。
    医薬部外品の概要と本書での対象範囲
    1)規制緩和の概要
     
    「指定医薬部外品」に移行した品目の範囲と本資料で市場動向を収載する品目名
    「指定医薬部外品」としての区分本資料中で掲載する品目
    健胃薬健胃・消化薬
    整腸薬整腸薬
    消化薬健胃・消化薬
    制酸・健胃・消化・整腸を2以上標榜するもの総合胃腸薬、整腸薬
    潟下薬(下剤)便秘薬
    ビタミン含有保健薬(ビタミン剤等)ドリンク剤、総合ビタミン剤、滋養強壮剤
    カルシウムを主たる有効成分とする保健薬カルシウム剤
    生薬を主たる有効成分とする保健薬滋養強壮剤
    鼻づまり改善薬(外用剤に限る)総合感冒薬
    殺菌消毒薬外用殺菌消毒剤
    しもやけ・あかぎれ用薬あかぎれ用薬
    含漱薬含漱剤
    コンタクトレンズ装着薬目薬
    いびき防止薬
    口腔咽頭薬鎮咳去痰剤(トローチ剤)市場で一括掲載
    2)医薬部外品の法的定義
  • 医薬部外品とは次の各号に掲げることが目的とされており、かつ、人体に対する作用が緩和な物であって器具器械でないもの、及びこれらに準ずる物で厚生労働大臣の指定するものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに医薬品の定義第二号又は第三号に規定する用途に使用されることもあわせて目的とされている物を除く。
     <法律で規定する医薬部外品>
     1.吐き気、その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止
     2.あせも、ただれ等の防止
     3.脱毛の防止、育毛又は除毛
     4.人又は動物の保護のためにする、ねずみ、はえ、蚊、のみ等の駆除又は防止
     (薬事法第二条第二項)
     
  • 但し2009年6月1日の薬事法改正により、上記1~4について医薬品に該当するものでも厚生労働大臣の指定があれば医薬部外品となる。
     
    ■指定医薬部外品
  • 2009年6月1日の薬事法改正により厚生労働大臣が指定する医薬部外品。1999年の規制緩和以降に医薬品から医薬部外品となったものを指し、以下に分類される。(但し本資料では従来の医薬部外品と1999年以降の医薬品から医薬部外品になったものもあわせ、特に断りがない限り全て医薬部外品とする。)
    ■新指定医薬部外品
  • 上記1に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(1999年3月12日指定)。1999年の規制緩和により以下が医薬品から医薬部外品となった。
  • のど清涼剤、健胃清涼剤、ビタミン剤、カルシウム剤、ビタミン剤含有保健剤
    ■新範囲医薬部外品
  • 上記1に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(2004年7月16日指定)。2004年の規制緩和により以下が医薬品から医薬部外品となった。
  • いびき防止薬、カルシウム含有保健薬、うがい薬、健胃薬、口腔咽頭薬、コンタクトレンズ装着薬、殺菌消毒薬、しもやけ用薬、瀉下薬、消化薬、生薬含有保健薬、整腸薬、鼻づまり改善薬(外用剤のみ)、ビタミン含有保健薬(一部を除く)など。
    □防除用医薬部外品
  • 上記4に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(2009年6月1日指定)。
  • 殺虫剤、殺ソ剤、忌避剤(虫除け剤)
     
     
  • ①医薬部外品については薬事法上は上記のように基本定義がなされている。個々の用法成分、剤型等により種々の条件を全体的な判断の上で行われている。
  • ②上記の医薬部外品の定義について具体的に記せば最低以下の条件を満たす事が必要である。
  • 効果効能が医薬品に及ばないこと。
  • 効果効能の範囲が主として防止を目的とするもの。
  • 器具器械でないもの。
  • 個々の成分が通知等の基準に合致している事。
     
  • ※2015年版までは、指定医薬部外品だけでなく一般用医薬品との関連が深い毛髪用剤、薬用ハンドクリーム、殺虫剤の3つの医薬部外品を例外的に調査対象としてきたが、2016年版より指定医薬部外品のみを調査対象としている。
    10リスク分類変更時の実績記載方法
  • 厚生労働省よりリスク区分変更の告示がなされた場合は、その適用日をもって対象製品のリスク分類実績を捉えるものとする。
     
    <本書での市場分類>
    例)2015年4月に第1類から指定第2類に変更された場合。
     
     
     
    目   次
     
     
    ..
    はじめに.
    .
     
    ..
    調査概要.
    .
     
    ..
    ■総括編.
    .
    1
    ....
    1.一般用医薬品の市場規模推移.
    .
    3
    ....
    2.リスク分類別販売動向.
    .
    6
    ....
    3.スイッチOTC市場の動向.
    .
    9
    ....
    4.医薬部外品の販売動向.
    .
    12
     
    ..
    Ⅹ.感冒関連用薬.
    .
    15
    ....
    ・感冒関連用薬総括.
    .
    17
    ......
    36.総合感冒薬.
    .
    21
    ......
    37.風邪滋養内服液.
    .
    36
    ......
    38.葛根湯液.
    .
    45
    ......
    39.解熱鎮痛剤.
    .
    51
    ......
    40.鎮咳去痰剤(トローチ・のど飴タイプ).
    .
    64
    ......
    41.鎮咳去痰剤(経口服用タイプ).
    .
    74
    ......
    42.含嗽剤.
    .
    83
    ......
    43.殺菌塗布剤.
    .
    92
     
    ..
    ⅹⅠ.花粉症関連.
    .
    99
    ....
    ・花粉症関連総括.
    .
    101
    ......
    44.鼻炎治療剤(内服).
    .
    103
    ......
    45.点鼻薬.
    .
    116
    ......
    46.抗ヒスタミン剤.
    .
    125
     
    ..
    ⅹⅡ.生活習慣病関連.
    .
    131
    ....
    ・生活習慣病関連総括.
    .
    133
    ......
    47.肥満防止剤.
    .
    135
    ......
    48.血清高コレステロール改善薬.
    .
    142
    ......
    49.中性脂肪値改善薬.
    .
    149
    ......
    50.強心剤.
    .
    155
    ......
    51.尿糖・尿蛋白検査薬.
    .
    163
     
    ..
    ⅩⅢ.生活改善薬.
    .
    169
    ....
    ・生活改善薬総括.
    .
    171
    ......
    52.禁煙補助薬.
    .
    173
    ......
    53.頻尿・尿もれ改善薬.
    .
    180
    ......
    54.催眠鎮静剤.
    .
    188
    ......
    55.眠気倦怠防止剤.
    .
    195
     
    ..
    ⅩⅣ.胃腸・消化器官用薬.
    .
    201
    ....
    ・胃腸・消化器官用薬総括.
    .
    203
    ......
    56.総合胃腸薬.
    .
    207
    ......
    57.健胃・消化薬.
    .
    217
    ......
    58.制酸薬.
    .
    227
    ......
    59.鎮痛鎮痙胃腸薬.
    .
    236
    ......
    60.過敏性腸症候群改善薬.
    .
    242
    ......
    61.胃腸内服液.
    .
    246
    ......
    62.整腸薬.
    .
    255
    ......
    63.止瀉薬.
    .
    264
    ......
    64.便秘薬.
    .
    272
    ......
    65.駆虫薬.
    .
    283
    ......
    66.痔疾用薬.
    .
    288
     
    ..
    ⅩⅤ.オーラルケア.
    .
    295
    ....
    ・オーラルケア総括.
    .
    297
    ......
    67.歯槽膿漏治療剤.
    .
    299
    ......
    68.外用歯痛剤.
    .
    306
    ......
    69.むし歯予防薬.
    .
    311
    ......
    70.口内炎治療剤.
    .
    317
     
    ..
    ⅩⅥ.感覚器官用薬.
    .
    327
    ....
    ・感覚器官用薬総括.
    .
    329
    ......
    71.目薬.
    .
    331
    ......
    72.ビタミンA・D主薬製剤.
    .
    348
     
    ..
    ⅩⅦ.漢方薬.
    .
    355
    ....
    73.漢方処方エキス製剤.
    .
    357