調査概要・目次
調査テーマ
  • 『トイレタリーグッヅマーケティング要覧 2011 No.1』
    調査目的
  • トイレタリー市場における主要品目の2010年のマーケットスケール、2011年のマーケットスケール見込、メーカーシェア、新製品動向、今後の方向性などをレポートすることにより、新たなマーケティング施策に必要な基礎データの提示を目的とする。
    調査項目
     1.市場沿革
     2.マーケットスケール推移(10ヵ年)
     3.種類別マーケットスケール推移
     4.周辺及び競合関連動向
     5.機能別販売実績推移(2008年~2011年見込)
     6.メーカーシェア(2009年~2011年見込)
     7.ブランドシェア(2009年~2011年見込)
     8.チャネル別販売実績推移
     9.価格動向
     10.販促・宣伝活動
     11.注目コンセプト動向
     12.今後の方向性
     13.主要商品リスト

    調査対象品目
     No.1 31品目 衣料、スキンケア、ハウスホールド
     No.2 29品目 バス、オーラル、トイレ、ベビー、アウトドア(2010年版よりNo.3から移動)
     No.3 31品目 キッチン、殺虫剤、サニタリー

    調査方法
  • 弊社専門調査員による対象企業及び関連企業・団体などへの面接取材による情報収集を行う。
  • 販売金額などは、有価証券報告書などの提出のある企業はそれに準拠し、その他の企業については弊社専門調査員による推定値。また特に断りのない限り、発売元出荷金額として提示。
  • 従来までは販売金額は各企業の単体決算での出荷金額を基準としていたが、有価証券報告書は2001年より単体決算から連結決算報告に重点が移行したことに伴い、弊社の数値についても2002年度版より連結決算ベースの実績に改めた。
  • なお、マーケットスケールの算出は経済産業省「石鹸・洗剤等の生産・販売実績」「化粧品出荷実績」等をベースに、弊社専門調査員における主要トイレタリー企業約120社の集計・分析によるものとする。
  • 各カテゴリーの数値は年次(1~12月)ベースとする。
     
    <販売実績の基準>
     
    ■経済産業省「化粧品出荷統計」の数値基準:①~⑤のいずれかであり、その基準はメーカーにより異なる。
    ■本調査の数値基準:②~⑨のいずれかの時点での出荷を数値基準とし、区分別に代表企業例は下記参照。
     
    区 分 代表企業
    ③メーカー→代理店 ライオン、ユニリーバ・ジャパン、P&G ジャパン、サンスター、ジョンソン、小林製薬、エステー、白元、サラヤ、ニッサン石鹸、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ツムラライフサイエンス、アース製薬、大日本除虫菊、旭化成ホームプロダクツ、大王製紙、日本製紙クレシア等のトイレタリー企業
    ⑥販売会社→代理店 エフティ資生堂、クラシエホームプロダクツ他
    ⑦販売会社→小売店 花王(トイレタリー事業/化粧品事業)、資生堂、カネボウ化粧品、コーセー、P&G マックスファクター等の小売店とボランタリーチェーン契約している企業、資生堂フィティット、カネボウ化粧品(カネボウコスメット)、コーセーコスメニエンス等
    ④メーカー→小売店 日本ロレアル、エスティ ローダー、シャネル等の外資系化粧品企業
    アルビオン、ディシラ等
    ⑤メーカー→ユーザー ファンケル、ディーエイチシー、オルビス等の通販事業
    メーカー→ディストリビューター ネットワークで販売展開している日本アムウェイ、ニュースキン ジャパン等
    *ポーラ、日本メナード化粧品等の訪問販売の化粧品メーカーについては、販売会社が連結の対象となっていないことから、メーカーから販売会社への出荷金額を対象とする。
     
    【チャネルの定義】
    対象業態 定       義
    化粧品店、薬局薬店
  • 化粧品店は法的区分がないため店舗数等の公的なデータがない。
    ●本稿では化粧品企業と特約店契約を結んでいる単独店あるいは多店舗展開を行っている店舗とする。
    ●なおドラッグストアの区分されない薬局・薬店も対象とする。
  • 薬局・薬店とは薬事法で定められた「薬局」及び「一般販売業」「薬種商販売業」の許可が与えられた小売店であり、定義は以下の通りである。
    薬局 医薬品営業者(薬局、製造業、病院等)のうち、都道府県知事による開設許可を受け、薬剤師による店舗管理を行うもの。
    一般販売業 医薬品販売業のうち、薬局同様に薬剤師による店舗管理を行うもの。但し卸売一般販売業に分類されるものは除く。
    薬種商販売業 都道府県ごとに試験を行った上で、店舗開設許可を受けているもの。特定での薬品(厚生労働大臣指定)は販売できない。
  • 一般的には「一般販売業」及び「薬種商販売業」は総称して「薬店」と呼称される。
    Drg.S
    (ドラッグストア)
    ●本稿でのDrg.Sとは、化粧品メーカー各社が“ドラッグストア”と定義するチャネルを対象とし、実績値は各社の同チャネル実績から算出している。
  • ドラッグストアを営み医薬品、化粧品生活便利品を扱う小売業。なお店舗数、売上等の基準は設けない。
    GMS・SM
    (量販店)
    ●本稿でのGMS・SMとはGMSとスーパーを対象とする。
     なお経済産業省「商業統計調査」は以下の分類である。
    業態 取扱商品 従業員数 売場面積 セルフ方式
    大型総合スーパー 衣・食・住のそれぞれが10%以上70%未満 50人以上 3,000㎡以上(都特別区及び政令指定都市で6000㎡以上)
    中型総合スーパー 衣・食・住のそれぞれが10%以上70%未満 50人以上 3,000㎡未満(都特別区及び政令指定都市で6,000㎡未満)
    衣料品スーパー 衣が70%以上
    食料品スーパー 食が70%以上
    住関連スーパー 住が70%以上
  • 同分類では取扱い商品の販売金額ウェイトによって、総合スーパーと専門スーパーに大別されるが、GMSとSMとの明確な区分はない。
    CVS
    (コンビニエンスストア)
    ●本稿でのコンビニエンスストアは「商業販売統計」に準ずる。
  • 500店舗(直営店やFC店、VC店など形態に関係なく)を有する企業。
  • 飲食料品の他に日用雑貨、化粧品他を扱い、売場面積が30㎡以上250㎡未満で営業時間が14時間~終日の店舗を対象とする。
  • 販売形態としては、セルフサービス方式を採用する店舗を対象とする。
    ●なお「商業統計調査」では以下の定義である。
  • 飲食料品の他に日用雑貨、化粧品他を扱い、売場面積が30㎡以上250㎡未満で営業時間が14時間~終日の店舗を対象とする。
  • 販売形態としては、セルフサービス方式を採用する店舗を対象とする。
    HC(ホームセンター) ●日用品に加え、DIY関連商品を扱う企業
    通信販売
    *2010年版より新たに追加
    ●本稿ではカタログ媒体とe-コマース等によるダイレクト販売を対象とする。
    ・並行輸入業者による通販も含む。
    その他 ●本稿ではディスカウントストア、バラエティショップ、直営店、百貨店、訪問販売、新業態などを対象とする。
    調査期間
  • 2011年4月~6月
    調査担当
  • ㈱富士経済 第二事業部 太田 誠  熊本 栄子  栗田 洋一郎  木下 聡  田林 治恵
    備考
    [トイレタリーグッヅとは]
  • ①トイレタリーグッヅという商品ジャンルは法的な規定があるものではなく、当社において約40年前よりマーケティング的な見地から定義した分野である。
  • ②当時セルフサービス店が小売チャネルの中心となりつつあり、加工食品とともに同チャネルの中心的商材となるトイレタリー分野に注目したものである。当時の定義は以下の通りである。「生活環境の美化、衛生という切り口でとらえる人体、居住、衣類などに使用されるすべての商品であり、商品説明を要さず、即ちセルフサービスによる販売に適し、小売価格が100~300円程度の最寄り品で、生活の向上、近代化に欠かせない日常必需品の要素を持つ商品群」。
  • ③現在では、種々の状況の変化から必ずしもあてはまらない面もあるが、本資料で呼称しているトイレタリーグッヅとはおよそ下記のような概念による。尚、薬事法上の医薬部外品、化粧品類のいずれの範疇にも属する部分であり、また、一般に用いられる化粧品(コスメティック)の範疇とも異なるものである。ただし、最近では各々の境界線上の市場が脚光を浴びており、トイレタリーグッヅか否かが判然としないケースも少なくない。
     
    ■トイレタリーグッヅの概念
  • 人体(医薬品、化粧品(コスメティック)で無いもの)、衣類、住居等の健康、衛生、快適のために用いられる商品。
  • 原則として消耗品であり、リピート買いの可能な商品。
  • 説明不要、特殊な使用方法がなく、誰にでもわかりやすく使用できる商品。
  • 素材として化学品を原料としているもの(一部、金属、紙の商品も含むが、荒物雑貨的なものは除く)。
  • 単価2,000円以内程度の商品。
     
     
     
    目   次
     
    ..
    はじめに.
    .
    ..
    トイレタリーグッヅとは.
    .
    ..
    調査概要.
    .
     
    ..
    <集計編>.
    .
    1
    ....
    1.対象品目のマーケットスケール推移 .
    .
    3
    ....
    2.品目別市場動向及びメーカーシェア.
    .
    7
     
    ..
    <品目編>.
    .
    15
    ....
    <衣 料>.
    .
    ......
    1.合成洗剤.
    .
    17
    ......
    2.洗濯用石鹸.
    .
    30
    ......
    3.ファッション洗剤(含むドライマーク洗剤).
    .
    37
    ......
    4.洗濯糊.
    .
    43
    ......
    5.柔軟仕上剤.
    .
    48
    ......
    6.しみ抜き剤.
    .
    57
    ......
    7.洗濯助剤.
    .
    62
    ......
    8.漂白剤.
    .
    67
    ......
    9.専用洗剤.
    .
    75
    ......
    10.衣料用防虫剤.
    .
    81
    ......
    11.アイロン仕上剤.
    .
    90
    ......
    12.衣料用消臭スプレー(含むアレルゲン除去).
    .
    93
    ......
    13.防水剤.
    .
    101
    ......
    14.衣料用帯電防止剤.
    .
    106
    ......
    15.靴クリーム・クリーナー.
    .
    109
    ......
    16.インソール.
    .
    116
     
    ....
    <スキンケア>.
    .
    ......
    17.ハンドクリーム.
    .
    127
    ......
    18.替刃.
    .
    137
    ......
    19.ディスポーザブルカミソリ.
    .
    145
    ......
    20.シェービング料.
    .
    150
    ......
    21.化粧綿.
    .
    157
    ......
    22.ウェットティシュ.
    .
    163
    ......
    23.汗拭きシート.
    .
    172
    ......
    24.制汗剤.
    .
    179
     
    ....
    <ハウスホールド>.
    .
    ......
    25.室内用芳香・消臭剤.
    .
    191
    ......
    26.除湿剤.
    .
    201
    ......
    27.住居用クリーナー.
    .
    209
    ......
    28.家庭用ワックス.
    .
    217
    ......
    29.ディスポーザブルクリーナー.
    .
    221
    ......
    30.ディスポーザブルモップ.
    .
    227
    ......
    31.洗濯槽クリーナー.
    .
    233